7w8「押しの強い楽天家」
エニアグラムのタイプ7(熱中する人)に、隣のタイプ8(挑戦する人)の色が混ざった形です。複眼道場では「押しの強い楽天家」と呼んでいます。ウィングは核を変えません。動機はタイプ7のまま、表れ方と道具立てが変わります。
どう出るか
楽しさに加えて、それを力で掴みに行く強さがありそうです。やりたいことを実現する推進力が、自由を支えている。
本能によって、こう変わる
自己保存(SP)がいちばん強い場合
食べる・買う・旅するといった自分を満たす楽しみを確保することに力が向きやすく、欲しいものには遠慮なく手を伸ばしていきがち。
社会(SO)がいちばん強い場合
自分の楽しみを広く追うよりも、集団のなかで我慢を引き受けたり、みんなの楽しさのために動いたりする一方で、そこで自分が主導権を握ろうとする動きも一緒に出やすい。
融合(SX)がいちばん強い場合
自分の楽しみを広く追うよりも、特定の相手や対象に強く惹かれて没頭しやすく、その対象に対して迷わず強く踏み込んでいこうとする動きが出やすい。
周りの人に向けた、取扱説明書
自己保存が強い7w8
踏まないでほしいところ この人のペースと食欲に、上から蓋をすること。「もう十分でしょ」は、宣戦布告に近い。
怒っているサイン 減圧の外出が、豪遊になります。憂さ晴らしのスケールは、痛みのスケールです。
信頼のサイン 「いつもの店」に加えて、贅沢ではない普段の食卓に呼ばれたら本物です。
この人の愛し方 うまいものと楽しい場所に、あなたを連れ回します。共有した楽しさの量が、この人の愛の記録です。
社会が強い7w8
踏まないでほしいところ 場の空気を凍らせることに加えて、この人の仕切りに水を差すこと。あの強引な企画は、善意でできています。
怒っているサイン 仕切りから降りて、別の場を立ち上げます。あなたのいない新しい輪ができたら、引っ越しのサインです。
信頼のサイン 盛り上げ役を降りた素の顔に加えて、「あの場、実は疲れる」の白状が出たら信頼です。
この人の愛し方 あなたを主役にした場を作ります。祝われたら、全力で乗ること。企画そのものが、この人からの贈り物です。
融合が強い7w8
踏まないでほしいところ 夢中に水を差すことに加えて、駆け引きでじらすこと。欲しいものに最短で向かう人に、遠回りは拷問です。
怒っているサイン 「次」の加速に、強引さが加わります。誘いが命令形になったら、余裕がありません。
信頼のサイン 深刻の窓が開くことに加えて、「逃したくない」と欲を認めたら本物です。
この人の愛し方 全速力で向かってきます。怯まず、同じ速度で返すこと。手加減された熱を、この人は一瞬で見抜きます。
もう一方のウィングとの違い
タイプ7のもう一方のウィングは、7w6「気配りの楽天家」です。どちらの色が濃いかは、外側の印象だけでは決められません。自分の内側で「こっちのほうがしっくりくる」と感じるかどうかが手がかりになります。両方が同じくらいある人もいます。
ほかのウィング
1w9 1w2 2w1 2w3 3w2 3w4 4w3 4w5 5w4 5w6 6w5 6w7 7w6 8w7 8w9 9w8 9w1
読む前と、読んだあとに
- ここにあるのは「この組み合わせだとしたら」という仮説です。タイプも本能も、診断で決まるものではなく、最後は自分で決めるものです。
- 見ているのは行動ではなく動機です。周りの誰かに当てはめて決めつける道具にはしないでください。
- 同じ組み合わせでも、健全度(そのときの余裕)で出方は大きく変わります。