6w7「身軽な堅実家」
エニアグラムのタイプ6(忠実な人)に、隣のタイプ7(熱中する人)の色が混ざった形です。複眼道場では「身軽な堅実家」と呼んでいます。ウィングは核を変えません。動機はタイプ6のまま、表れ方と道具立てが変わります。
どう出るか
不安がありつつも前に動こうとする傾向がありそうです。楽観性や行動力が、慎重さの裏側で働いている。
本能によって、こう変わる
自己保存(SP)がいちばん強い場合
集団との関わりよりも、生活の安定や身の安全に神経を使いやすく、その不安を明るさや動きでまぎらわせつつ、行動を起こして備えておこうとしがち。
社会(SO)がいちばん強い場合
所属する集団や仲間との信頼関係に力を入れやすく、そこに明るさや社交性も加わって、場を盛り上げる役回りになりがち。
融合(SX)がいちばん強い場合
集団との関わりよりも、特定の相手を強く信頼して頼りたい気持ちが前に出やすく、その相手との関わりを明るく積極的に広げていきがち。
周りの人に向けた、取扱説明書
自己保存が強い6w7
踏まないでほしいところ 「心配しすぎ」と笑うこと。この人自身が冗談でごまかしているぶん、他人に軽く扱われると二重に痛い。
怒っているサイン 冗談が増えて、目が笑わなくなります。明るさの空回りは、不安の悲鳴です。
信頼のサイン ふざけずに、不安を不安のまま話してくれたら信頼です。
この人の愛し方 心配を、笑いに包んで渡してきます。「ちゃんと食べてる?(笑)」の(笑)を剥がすと、本気の心配が出てきます。
社会が強い6w7
踏まないでほしいところ 約束の反故に加えて、この人が場を和ませた努力に、乗っかるだけ乗っかること。
怒っているサイン ノリは良いのに、予定が合わなくなります。明るいまま距離を取るのが、この人の逃げ方です。
信頼のサイン 「自分、この輪で浮いてないかな」を打ち明けられたら信頼です。
この人の愛し方 あなたの味方だと、輪の中で明るく表明してくれます。冗談の形をした、忠誠の宣言です。
融合が強い6w7
踏まないでほしいところ 気持ちを宙づりにすること。白黒つかない関係は、この人の不安を作り続けます。
怒っているサイン 確認の連絡が増えるか、ぱたっと止まるか。どちらも嵐です。
信頼のサイン 「本当は怖い」を、茶化さずに言えたら本物です。
この人の愛し方 不安になるたび、あなたで安心を確かめようとします。確認の多さは、あなたが安全基地に選ばれた証拠です。
もう一方のウィングとの違い
タイプ6のもう一方のウィングは、6w5「じっくり備える堅実家」です。どちらの色が濃いかは、外側の印象だけでは決められません。自分の内側で「こっちのほうがしっくりくる」と感じるかどうかが手がかりになります。両方が同じくらいある人もいます。
ほかのウィング
1w9 1w2 2w1 2w3 3w2 3w4 4w3 4w5 5w4 5w6 6w5 7w6 7w8 8w7 8w9 9w8 9w1
読む前と、読んだあとに
- ここにあるのは「この組み合わせだとしたら」という仮説です。タイプも本能も、診断で決まるものではなく、最後は自分で決めるものです。
- 見ているのは行動ではなく動機です。周りの誰かに当てはめて決めつける道具にはしないでください。
- 同じ組み合わせでも、健全度(そのときの余裕)で出方は大きく変わります。