7w6「気配りの楽天家」
エニアグラムのタイプ7(熱中する人)に、隣のタイプ6(忠実な人)の色が混ざった形です。複眼道場では「気配りの楽天家」と呼んでいます。ウィングは核を変えません。動機はタイプ7のまま、表れ方と道具立てが変わります。
どう出るか
楽しさを追いながらも、どこかで「大丈夫かな」と立ち止まる慎重さがあるようです。責任感と自由さが同居している。
本能によって、こう変わる
自己保存(SP)がいちばん強い場合
食べる・買う・旅するといった自分を満たす楽しみを確保することに力が向きつつも、それを仲間と一緒に楽しむ形にしようとする動きが出やすい。
社会(SO)がいちばん強い場合
自分の楽しみを広く追うよりも、集団のなかで自分が我慢を引き受けたり、みんなの楽しさのために動いたりしやすく、そこに真面目さや仲間への気づかいも混じりやすい。
融合(SX)がいちばん強い場合
自分の楽しみを広く追うよりも、特定の相手や対象に強く惹かれて没頭しやすく、その熱中のなかにも相手への誠実さや気づかいが一緒に出やすい。
周りの人に向けた、取扱説明書
自己保存が強い7w6
踏まないでほしいところ 楽しみを取り上げる説教に加えて、「調子いいよね」と誠実さを疑うこと。この人の明るさは、不安の上に建てた努力です。
怒っているサイン 予定の詰め込みが加速して、笑いながらの確認が増えます。「大丈夫だよね?」が増えたら、中は騒がしい。
信頼のサイン 予定のない日を、あなたとなら過ごせるようになったら信頼です。
この人の愛し方 あなたが落ち込むと、全力で楽しい予定を組んできます。雑に見えて、あれはこの人の救急箱です。
社会が強い7w6
踏まないでほしいところ 温めた空気を凍らせることに加えて、この人抜きで盛り上がった話を見せつけること。輪から漏れる恐れに直撃します。
怒っているサイン 幹事をやらなくなります。場を作る人が場を作らなくなったら、かなりのサインです。
信頼のサイン 「実はあの集まり、苦手で」と輪の裏側を明かしてくれたら信頼です。
この人の愛し方 あなたを、あらゆる楽しい場に誘います。誘いの多さは、そのまま好意の多さです。断るときは、次の約束をセットで。
融合が強い7w6
踏まないでほしいところ 夢中に水を差すことに加えて、去る素振りで気を引くこと。見捨てられの気配に、この人は過剰に反応します。
怒っているサイン 「次」の加速に加えて、あなたの気持ちの確認が増えます。
信頼のサイン 痛い話を最後まで話せることに加えて、「不安だ」と直接言えたら本物です。
この人の愛し方 一緒に飛ぶこと。そして「どこにも行かないよ」を、言葉にして何度でも言うことです。
もう一方のウィングとの違い
タイプ7のもう一方のウィングは、7w8「押しの強い楽天家」です。どちらの色が濃いかは、外側の印象だけでは決められません。自分の内側で「こっちのほうがしっくりくる」と感じるかどうかが手がかりになります。両方が同じくらいある人もいます。
ほかのウィング
1w9 1w2 2w1 2w3 3w2 3w4 4w3 4w5 5w4 5w6 6w5 6w7 7w8 8w7 8w9 9w8 9w1
読む前と、読んだあとに
- ここにあるのは「この組み合わせだとしたら」という仮説です。タイプも本能も、診断で決まるものではなく、最後は自分で決めるものです。
- 見ているのは行動ではなく動機です。周りの誰かに当てはめて決めつける道具にはしないでください。
- 同じ組み合わせでも、健全度(そのときの余裕)で出方は大きく変わります。