エニアグラムでは、9つのタイプとは別に、3つの本能を見ます。自分の暮らしを保つ「自己保存」、人や場とのつながりを気にかける「社会」、目の前の一人の相手や一つのことと深く関わる「融合」です。エニアグラムでは、3つの本能はどの人にもあると考えます。人によって違うのは、どれを先に気にかけ、どれを後回しにしやすいかの順番です。順番のことを、本能スタッキングと呼びます。
つい先に気になるものは9問で順位をつけてもらい、放っておくと抜けやすいものは別の問いで確かめます。結果では、優勢・第二・盲点の並びを「融合(深く)→ 社会(広め)→ 自己保存(短い)」のように、本能の名前でお伝えします。上位二つの使い方、疲れたときのこと、本能から見た成長もあわせて読めます。
同じタイプでも、どの本能を先に気にかけるかで、外からの見え方はかなり変わります。タイプと本能の組み合わせは9×3で27通りあり、本能サブタイプと呼びます。診断のはじめに自分のタイプを選ぶと、結果で、選んだタイプの自己保存・社会・融合の3つの姿を読み比べられます。
27通りの解説は本能のサブタイプにまとめています。タイプがまだわからない人は、先に対話型のタイプ診断を受けてください。
本能の並びは、そのときの暮らしの状況でも変わります。忙しい時期や、引っ越し・転職の直後は、普段より自己保存が高めに出ることがあります。結果は、自分が何を先に気にかけているかを確かめる手がかりとして使ってください。本能の並びも、タイプと同じく、最後は自分で決めるものです。