2w3「華やかな支え手」
エニアグラムのタイプ2(助ける人)に、隣のタイプ3(達成する人)の色が混ざった形です。複眼道場では「華やかな支え手」と呼んでいます。ウィングは核を変えません。動機はタイプ2のまま、表れ方と道具立てが変わります。
どう出るか
人を助けることに加えて、自分の魅力で惹きつけたいという色が乗りやすいようです。社交性と影響力が、支える力に加わっている。
本能によって、こう変わる
自己保存(SP)がいちばん強い場合
誰かに尽くすだけでなく、自分の暮らしを整えることにも手をかけつつ、その丁寧さが自然と人当たりの良さや気配りとして周りに伝わりやすい。
社会(SO)がいちばん強い場合
特定の誰かにべったりというより、集団のなかで頼られる立場を取りやすく、明るさや人当たりの良さで人と人をつなぐ役回りになりがち。
融合(SX)がいちばん強い場合
特定の相手との深い結びつきを求めやすく、相手の関心を引くふるまいや表現にも自然と力が入りやすい。
周りの人に向けた、取扱説明書
自己保存が強い2w3
踏まないでほしいところ 手料理や贈り物のセンスを、無反応で流すこと。この人の世話には、見てほしい気持ちが正直に乗っています。
怒っているサイン 世話の見せ方が雑になり、「私だって忙しいのに」が漏れます。演出をやめた世話は、疲れのサインです。
信頼のサイン 盛れていない日常を見せてくれたら信頼です。すっぴんの生活に入れる人は、少数です。
この人の愛し方 あなたが喜ぶ顔を想像して、準備に時間をかけています。サプライズの裏の準備時間ごと、受け取ってください。
社会が強い2w3
踏まないでほしいところ みんなの前での貢献に、みんなの前で触れないこと。この人の世話は、輪に見えてこそ完結します。省略は否定に近い。
怒っているサイン 別の輪での活躍話が増えたら黄色信号です。「ここでは認められていない」の、遠回しな抗議です。
信頼のサイン 人の輪の中心にいるこの人が「あなたにしか頼めない」と言ってきたら、本物の信頼です。
この人の愛し方 あなたを人に紹介し、あなたの評判を作って回ります。あなたの知らない場所で、あなたは褒められています。
融合が強い2w3
踏まないでほしいところ あなたのために磨いた魅力を「みんなに愛想がいいよね」と一般化すること。二重に痛い言葉です。
怒っているサイン 魅せる相手が、あなたから別の誰かに移り始めます。輝きの向け先は、気持ちの向け先です。
信頼のサイン 演出なしの「重い愛情」をそのまま出してくれたら信頼です。軽やかな魅力の下は、深くて一途です。
この人の愛し方 あなたの好みを研究して、あなた仕様の自分を作ってきます。その努力は、指摘せずに、ただ喜んでください。
もう一方のウィングとの違い
タイプ2のもう一方のウィングは、2w1「実直な支え手」です。どちらの色が濃いかは、外側の印象だけでは決められません。自分の内側で「こっちのほうがしっくりくる」と感じるかどうかが手がかりになります。両方が同じくらいある人もいます。
ほかのウィング
1w9 1w2 2w1 3w2 3w4 4w3 4w5 5w4 5w6 6w5 6w7 7w6 7w8 8w7 8w9 9w8 9w1
読む前と、読んだあとに
- ここにあるのは「この組み合わせだとしたら」という仮説です。タイプも本能も、診断で決まるものではなく、最後は自分で決めるものです。
- 見ているのは行動ではなく動機です。周りの誰かに当てはめて決めつける道具にはしないでください。
- 同じ組み合わせでも、健全度(そのときの余裕)で出方は大きく変わります。